カラーリングやパーマは
1 固く閉じたキューティクルを
柔らかくし、
開かせる事が最初の作業です。
(アルカリ剤)
薬剤の「分子量が大きい」ため
髪内部に浸透しないからです。
2 浸透したあと科学反応で
それぞれの役割をしていきます。
カラーリング
1 アルカリ剤によって2剤の過酸化水素が分解され酸素を発生。
2 発生した酸素がメラニン色素を脱色。
3 同時に発生した酸素によって染料を発色させる。
4 発色した染料の分子はくっつき大きくなり
キューティクルのすき間から出れなくなり
髪の内部で色が定着する。
パーマ
毛髪の４つの結合
1 ペプチド結合(タンパク質)
アミノ酸の基本的な結合。
2 シスチン結合(パーマの多くがこの結合)
１剤の還元剤によって切断され、
２剤の酸化剤で再結合してS-S結合に戻る。
3 イオン結合(すべて)
－（マイナス）イオンと、＋（プラス）イオンの結合。
髪の健康な状態は、ｐＨが弱酸性（pH4.5～5.5)
4 水素結合(デジタルパーマや
クリープパーマやエアウエーブ)
水に濡れると切断。
乾くと再結合する。
パーマ剤は４つの結合のうち、
2～4番の３つの結合を切断し
結合させます。
G i n aのトリートメントは
パーマやカラーと一緒に使う事で
1番のペプチド結合に働きかけ
パーフェクトに結合します。